冠婚葬祭-しきたりとマナー

法要

この記事は2020年03月23日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめてお届けいたします。

四十九日法要の後に行うのは一周忌ですよね?


回忌法要のイメージ写真故人が亡くなられた翌年の命日に一周忌を行います。一周忌の翌年に行うのは三回忌です。また、三回忌以降は、七回忌・十七回忌・二十三回忌・二十五回忌・二十七回忌・三十三回忌・五十回忌・百回忌です。また、百回忌のあとは、五十年ごとに法要を営むのが仏教上のしきたりです。



故人の命日に法要を営むのが正式だと思うのですが、平日ですと集まれない方が多いですよね?


亡くなられた月と日が同じ毎年の命日を祥月命日と言います。正式には、故人の祥月命日に法要を営みますが、平日ですと、親族がなかなか集まりにくいため、土日に法要をする方が多いです。日にちを変更する時は、命日より繰り上げて早めに行ないます。



法要(ほうよう)を始める時間に決まりはありますか?


決まりはありませんが、午前中の法要が多いようです。そして、法要後のお昼時に会食をされるのが、一般的です。



法要の案内はいつ頃したほうが良いのでしょうか?


相手様のご都合はもちろんですが、法要をする側の喪家の方も会食場所や引出物の準備がありますので、法要の案内は法要をする一ヶ月くらい前にします。案内方法は、案内状を出すか、電話で連絡をします。どちらの場合でも案内をする際は、まず、どなた様の何回忌法要という事、そして法要の日時と場所、また法要の後に会食が有るのか、ないのかを伝えます。最後に、何日までに出欠の連絡が欲しいのかも伝えましょう。



よく、「弔い上げ」や「上げ法要」と聞きますが、これはどういった法要なのでしょうか?


「弔い上げ」や「上げ法要」とは、これをもって年忌法要を終了する法要です。弔い上げ後は、亡くなった個人様の年忌法要は行わず、「先祖の霊」として祀ります。三十三回忌や五十回忌法要を節目として、最後の法要とする方が多いようです。

この記事は2020年03月23日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめたものです。 記事内容は放送当時の世相を反映した内容であり、閲覧されている現在では大進のサービス内容などが異なる場合がございます。予めご了承ください。