冠婚葬祭-しきたりとマナー

五月人形

この記事は2018年03月12日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめてお届けいたします。

先日ひな祭りが終わったばかりで、まだまだ早い気がしますが、
大進には「五月人形を展示しているの?」というお問合せが多いようですね。


20150316tango.jpg1月末頃から徐々にお問合せがあります。五月人形は、大進各店で展示しておりますので、今年初節句の方はぜひご来店下さい。
また3月16日(金)~21日(水)の6日間、広島市南区の広島県立産業会館で毎年恒例の「五月人形・鯉のぼり大展示会」を行います。400坪のスペースにおよそ300体の兜や鎧などを飾る、とても大きな展示会ですので、ぜひご来場下さい。



兜は色も形も色々ありますよね?前に竜が着いている兜も見たことがあります。


はい。兜の色で、ゴールドは華やかで、シルバーは落ち着いた印象です。また、おでこから二本上に伸びている角は、鍬形と言います。
兜の真正面に着いている龍は「前立」と言い、龍の他にも伊達政宗の三日月の形の弦月(げんげつ)形前立や、直江兼次の「愛」という前立てもありますよね。
鍬形や前立てで兜の印象はずいぶん変わります。兜や鎧の部品をつなぐ糸、威(おどし)の色も赤や黄色、紺色や白など色々あります。



いろいろあって迷いそうですね。


屏風や収納ケースに描かれているもので、鷹や虎、龍も人気です。鷹や虎は強さ、龍は立身出世の願いが込められています。名前に「虎」や「龍」が入るお子様に送る場合は、意識して「虎」や「龍」が描かれている物を選ばれますね。また、先日お買い上げいただいたお客様は、お子様のお名前に「銀」が入っているのでシルバーの兜飾りにされましたよ。



気になるお値段ですが、大体どれくらいするものなのでしょうか?


鎧飾り・兜飾り・ケース飾りと種類も色々ありますのでお値段も色々ですが、鎧飾りでしたら20万円前後、兜飾りは15万円前後でケース飾りは10万円以下の物もあります。
お子様が3歳から5歳頃に実際にかぶれる兜飾りで「着用兜」と呼ばれるものや、すべて兜を飾る箱の中に収められる収納タイプも人気です。



五月人形は誰が用意したらいいのでしょうか?


はい。一般的には母方のご実家が用意されるという方が多いです。また男の子の場合は、鎧や兜飾りなどの室内に飾る「内飾り」と、鯉幟やのぼりなどの「外飾り」がありますので、それぞれの実家が「内飾り」と「外飾り」を用意するというケースもあります。かわいいお孫さんのお祝いですので、両家で話し合って決めても良いでしょうね。鎧・兜は命や体を守る象徴として、男の子を事故や災害から守るといわれています。お子様が「怪我をしないように」「健康に育つように」「病気をしないように」という願いを込めて飾ります。

大進の五月人形はこちらから

この記事は2018年03月12日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめたものです。 記事内容は放送当時の世相を反映した内容であり、閲覧されている現在では大進のサービス内容などが異なる場合がございます。予めご了承ください。