冠婚葬祭-しきたりとマナー

五月人形

この記事は2017年02月13日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめてお届けいたします。

なんだかまだまだ早い気がしますが、
大進には「もう店に五月人形を展示しているの?」という問合せが多いそうですね。


2017五月人形イメージはい。本当に多いですよ。1月頃から徐々にお問合せがあります。
大進では、毎年恒例の「五月人形・鯉のぼり大展示会」を広島市南区の広島県立産業会館で2月23日(木)~26日(日)に行いますので、ぜひご来場下さい。
大進の五月人形/鯉幟はこちらから



五月人形は誰が用意したらいいのですか?


はい。一般的には母方のご実家が用意されるという方が多いです。また鎧や兜飾りなどの室内に飾る「内飾り」は子供のお母さんの実家が用意をして、鯉幟やのぼりなどの「外飾り」を子供のお父さんの実家が用意するというケースもあります。
かわいいお孫さんのお祝いですので、両家で話し合って決めても良いと思います。
鎧・兜は命や体を守る象徴として、男の子を事故や災害から守るといわれています。お子様が「怪我をしないように」「健康に育つように」「病気をしないように」という願いを込めて飾ります。



気になるお値段ですが、大体どれくらいするものなのでしょうか?


鎧飾り・兜飾り・ケース飾りと種類も色々ありますのでお値段も色々ですが、鎧飾りでしたら20万円前後、兜飾りは15万円前後でケース飾りは10万円以下の物もあります。
最近人気が有るのは、お子様が3歳から5歳頃に実際にかぶれる兜飾りで「着用兜」と呼ばれるものです。しかもすべて兜を飾る箱の中に収められる収納タイプです。



兜はゴールドやシルバーなど色も形も色々ありますよね?
前に竜が着いている兜も見たことがあります。


はい。兜の色、ゴールドは華やかで、シルバーは落ち着いた印象です。また、おでこの前から二本上に伸びている角は、鍬形(くわがた)と言います。
また、おでこの部分に着いている龍は「前立」(まえだて)と言い、龍の他にも伊達政宗の三日月の形の弦月(げんげつ)形前立や、直江兼次の「愛」という前立てもありますよね。
鍬形や前立てで兜の印象は変わります。兜や鎧の部品をつなぐ糸、威(おどし)の色も赤や黄色、紺色や白など色々な色があります。



いろいろあるんですね。


また、屏風や収納ケースに描かれているもので、鷹や虎、龍も人気です。鷹や虎は強さ、龍は立身出世の願いが込められています。
また、名前に「虎」や「龍」が入るお子様には意識して描かれている物を選ばれますね。
大進の五月人形/鯉幟はこちらから

この記事は2017年02月13日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめたものです。 記事内容は放送当時の世相を反映した内容であり、閲覧されている現在では大進のサービス内容などが異なる場合がございます。予めご了承ください。