冠婚葬祭-しきたりとマナー

贈答やしきたりに関することわざ パート2

この記事は2015年08月17日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめてお届けいたします。

今週も「贈答やしきたりに関することわざ」を紹介してもらいます。


高砂人形「案ずるより産むが易し」というものがあります。始める前はあれこれ心配をするものだが、実際にやってみると案外たやすくできるものだというたとえです。女性の出産に関することわざですね。




出産があるということは、結婚に関することわざもありますよね。


はい。「嫁を貰えば、親を貰え」ということわざがあります。娘は親の影響を受けて育つものなので、嫁を貰う時には本人を見るよりも両親の人柄を見ると良いということです。
「嫁を見るより、親を見よ」とも言います。同じく、結婚のことわざで「仲人はわらじ千足」というのもあります。
縁談をまとめるために仲人がする努力は大変なもので、両家の間を行ったり来たりして、それは千足のわらじを履きつぶすほどだそうです。仲人の苦労と生き甲斐がしのばれることわざです。




他にはどのようなものがありますか?


「おまえ百まで、わしゃ九十九まで」という夫婦のことわざもあります。夫婦がいつまでも仲良く暮らし、ともに長生きするように願う言葉です。
「共に白髪が生えるまで」と続く俗謡です。
結納の高砂人形や友白髪という白髪の飾りもこの白髪になるまで夫婦仲良くという意味で飾ります。





他にはどのようなことわざがありますか?


縁起のことわざで「厄年の福は払い落としても落ちず」というものがあります。
厄年は悪いことばかりでなく、福がついたらずっと落ちないと言われているんですよ。



いろいろなことわざがありますね?


葬儀のことわざで「親の五十回忌はめでたい」というのもありますよ。
昔は今と違い短命だったので、五十回忌が執り行えるほど、一族がが長生きをし、その家が存続、繁栄しているからだそうです。
また、法要に呼び合えるほど親族同士、仲が良いというのもめでたいにつながるのでしょうね。

この記事は2015年08月17日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめたものです。 記事内容は放送当時の世相を反映した内容であり、閲覧されている現在では大進のサービス内容などが異なる場合がございます。予めご了承ください。