冠婚葬祭-しきたりとマナー

回忌法要

この記事は2015年04月20日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめてお届けいたします。

四十九日法要の後に行うのは一周忌ですよね?


墓前で手を合わせる夫婦の写真はい。死亡した翌年の命日に一周忌を行います。一周忌の翌年に行うのは三回忌です。
七回忌・十七回忌・二十三回忌・二十五回忌・二十七回忌・三十三回忌・五十回忌・百回忌のあとは、五十年ごとに法要を営むのが仏教上のしきたりです。



法要の日取りは故人の命日に営むのが正式ですよね?でも、土日の方が親族が集まりやすいですよね?


はい。正式には、故人の命日に法要を営みますが、親族が集まれる土日にする方が多いですね。
日にちを変更する時は、命日より繰り上げて行ないます。ちなみに、死亡した日と同じ月の同じ日を「祥月命日」と言います。



法要を始める時間の決まりはあるのですか?


決まりはありませんが、午前10時から午後3時ごろの間に行なう方が多いですね。会食をする場合は午前中に法要をして、お昼時に会食をするのが理想的です。







法要をする場合、案内はいつ頃したほうが良いのでしょうか?


相手様のご都合はもちろんですが、喪家の方も会食場所の準備や、引出物の準備もありますので、法要の案内状は法要をする一ヶ月くらい前に送ります。
電話で連絡されても構いませんが、法要の日時や会場、会食が有るのか、ないのか、そして誰の何回忌法要かを伝えてください。

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よく、「弔い上げ」や「上げ法要」と聞きますが、これはどういった法要なのでしょうか?


はい「弔い上げ」や「上げ法要」とは、これをもって年忌法要を終了する法要です。
三十三回忌や五十回忌法要を節目として、最後の法要とする方が多いようです。
今後は亡くなった個人では無く「先祖の霊」として祀ります。

この記事は2015年04月20日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめたものです。 記事内容は放送当時の世相を反映した内容であり、閲覧されている現在では大進のサービス内容などが異なる場合がございます。予めご了承ください。